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α6000+H1n+TARION X5でブライダル撮影に挑みました。

撮影の仕事の中で
唯一断り続けてきたブライダル撮影
今年初めてブライダル撮影に挑んでみました。

ただブライダル会場で撮影するには
会場の撮影スタッフではないため
撮影スタッフの邪魔にならないよう
制限がかかり
神経を使いながらの撮影に疲れ倍増・・・

それでも撮影自体は楽しく
なんとかこなすことが出来ました。

撮影機材

カメラ:α6000
マイク:H1n
外部モニター:TARION X5
それらをVCT-55LHに組み付けてます。




試験撮影で確認し失敗したこと

今回外部モニターにTARION X5を使用しました。
TARION X5
は外部電源にUSB給電が出来ます。
試験撮影中、USB給電で撮影していましたが、
これが失敗で取り廻しに制限がかかり
USB線が外れカメラ側の撮影がストップしてしまいます。

実際の撮影にはNP960互換バッテリーを使って撮影しました。
重くはなりますが、動きの制限がなくなるので楽に撮影が出来るようになりました。

USB給電は便利なようですが
実際の撮影時に電源が切れると
撮影が止まるため
とっても危険な給電方式になります。

なのでバッテリーは必須アイテムになります。

実際の撮影で失敗した事

外部マイクに
H1nを使用しましたが
α6000には外部マイク端子がありません。
単独録音を行い
編集時に同期を取ってしまえばいいや!
って思っていましたが
イベントと違い
結婚式の神父様の声や
誓いの言葉が思いのほか小さく
ブーストしないといけない事態が発生。
おまけに10時間持つであろう電池も
6時間程度で電池が切れて録音が止まる事態も発生。
予備電池を持っていたので事なきを得ましたが
ここでも電源に関わることで失敗するところでした。

録音する際
ヘッドフォンを使用していましたが
聞こえる音と録音される音に差があることを知りました。

以後気を付けます。

使えなかった道具

試験撮影中
ガンマイク「ECM-GZ1M C」を使用しました。

相性の問題かα6000につけると「ガーーーーーー」ってノイズが・・・
α6000側に音量調整が無いため、最小音量にすることも出来ず
ひたすらノイズが乗って音声録音すらできない状態。
なので撮影には使わずお蔵入りにしました。

FDR-AX55で使用しても
凄いノイズが乗っているので個体問題かもしれません。

本番撮影時の問題

結婚式会場
披露宴会場
共に室温が高く
α6000が熱暴走・・・

最長でも10分程度しか
継続撮影が出来ず
まめに電源を切りながら
撮影していました。

リハーサルで
実際の流れを把握していたので
事なきを得ましたが
撮影機材としてはNG
使えないなーーーっていうのが正直の感想

実際の撮影で活躍した機材

TARION X5は
取り回しが良く
ピント合わせも楽に出来ました。
本体よりバッテリーの方が重いですが
それに余りある使い勝手が上回りました。
1個のバッテリーで4時間程度の撮影にも耐え
予備バッテリーのお陰でとても撮影がスムーズに行えました。

ミラーレスカメラで撮影するメリット

動画撮影だけではなく静止画も取れる!
状況に応じて動画と静止画と切り替えながら
撮影していました。

また動画もビデオカメラと違い
暗所部撮影のノイズもそれほどでもなく
ボカシを利かせた撮影も
それなりの苦労をしながらですが
思い通りに出来、編集作業も
はかどっています。

出来上がる映像を見ると
ビデオカメラにはない画が撮影できるので
編集していても楽しいです。

ただ写真でもわかるように
色々な機材を取り付けた分
重くなることに覚悟は必要です。

メリットとデメリットのバランスかな?
と考えながら撮影をしていました。

最後に

実際の撮影をしてみると
ミラーレスカメラでブライダル撮影する
メリットはあります。

ただカメラ側の問題に
最悩まされ
タイミングを外すことも間々ありました。

もしミラーレスだけで撮影するなら
同じカメラを2台用意し、
熱暴走を起こしたら
予備カメラで撮影する!
そんな感じで撮影するほうが
現場で苦労することが幾分楽になります。

3分程度の撮影を繋げて
ブライダルビデオにするやり方に
疑問を感じて、毛嫌いしていますが
今回撮影に挑んでみて
機材の関係そうせざるを得ないのか?
でも・・・・
ビデオカメラのメリットを捨ててまで
ミラーレス撮影をする必要があるのか?
まだ疑問の中にいますが
ミラーレスで撮影した画を見ると
ビデオカメラにないメリットの大きさを感じます。

でも何であんな料金体系なのか
未だに疑問です。

35㎜フルサイズレンズ交換ビデオカメラを
ソニーが新作を出してくれれば
乗り換えて撮影したいな。


まだ修行中の身ですが
すこしハードのほうに重きを置く時期なのかもしれません。

それではまた!

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