自転車の補助輪を外してスタンドを取り付けよう。

18インチの自転車の
補助輪を外してスタンドを取り付けてほしい
と頼まれたので、暇な時間を見つけて取り付けました。

自転車のナットサイズは15mm

標準的な工具を持っていると
14mm・17mmは入っているけど
15mm・16mmは入っていません。

大体自転車に使われているナットは
13mm・15mm・16mmが多いので
別途工具を用意する必要があります。

今回の自転車も15mmナットで
補助輪が固定されているので
標準的な工具には道具がありません。
ちなみに下の6角は6mmです。

15mmの工具を用意する。

自転車専用の工具を用意する必要はなく
レンチを購入する時
13mm・15mm・16mmが入っている
レンチのセットを用意すればいいだけです。

今回使った工具はこちら
8年ほど前に購入したツールです。

メガネの部分がラチェットになっているため
表裏がありますが、操作が凄く楽なので重宝しています。
精度も悪くないのでナットをなめることもありません。

補助輪を外そう!

補助輪を外す際
右側の補助輪を付けたまま
左側の補助輪を外します。

右側の補助輪はスタンドを取り付けるまで
着けたまま作業をしてください。
でないと自転車が倒れます。

補助輪を固定している15mmナットを
ラチェット側で外します。
外す際はスパナ側で外してはいけません。

力を込めて一気に外してください。
外す際、潤滑浸透剤を使う人がいますが
使った後は脱脂をして油抜きをしてから
ナットを取り付けるようにしてください。


注意点は
変な力の入れ方をするとボルト側がイカれます。
あとラチェットはしっかり奥まで入れてください。

補助輪が外れたらスタンドを取り付ける。

ナットを外すと、ワッシャもついてくるので
無くさないよう一緒に工具箱にでも入れてください。

今回取り付けるスタンド
タイヤサイズが18インチなので
18インチスタンドを用意
自転車の傾け角度を深くしたい場合は
もう一つ小さくしても構いません。
逆は絶対ダメです。

取り付けは逆の手順で行えば大丈夫です。
タイヤ側の固定ナットはそのまま触りません。

スタンドを取り付ける位置を決めます。
私はスタンドを上げた際、水平になるように取り付けています。

位置を決めたらナットを締め付けます。
最後に微調整をするため
この時はまだ本締めをしません。

自転車を遠くから見て
変な角度になっていないか確認
多少前側に角度がついている方が
自転車が安定してスタンドします。

上から見て取り付けに異常が無いか確認
問題が無ければ本締めを行います。
バカ力で締めると螺子がバカになるので
外した時の加減を思い出して締めてください。

スタンドの取付完了!

最後にスタンドの跳ね上げを確認して
ナットカバーを取り付けます。
右側の補助輪を外せば
スタンドの取り付けは完了です。

作業時間は20分程度で仕上がります。

ナットを外すには専用工具を使いましょう。

サイズが合わないナットを外すとき
モンキーレンチを使う人がいますが
なるだけサイズに合った工具を使う事を
お勧めします。

モンキーレンチは
ナットやボルトにたいして
きちんと面が当たらず
大抵頭を潰してしまいます。

ナットやボルトの頭を痛めると
取り付ける際、キチンと力が掛からず
外れて事故の原因にもなります。

なるだけ6点に力が掛かる
ソケットやメガネで作業をすることが
お勧めします。

後、潤滑浸透剤を使用した後の
脱脂は絶対に行ってください。

それじゃ楽しい自転車ライフを!

 

 

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