055プロアルミニウム三脚3段 MT055XPRO3を購入しました。
前回ビデオ雲台を購入した際
三脚をどうしようか考えていました。
というのも条件があり
・ある程度の重さがある。
・足が太い。
・足は三段
・センターポールの稼働自由度が高い。
・外部モニター・マイクを取り付けることが出来る。
・お手頃値段(重要)
で探していました。
石川県には三脚を取り扱っている店が殆どなく
カメラのキタムラに
「Manfrotto 190」が置いてあったので
現物確認してきました。
・センターポールの稼働自由度が高い。
・外部モニター・マイクを取り付けることが出来る。
・お手頃値段(重要)
の条件は満たしていました。
ただ
・ある程度の重さがある。
・足は三段
・足が太い。
を満たしていませんでした。
MT055XPRO3を購入した。
カタログ値しかわからない状況の中
ある程度自分の条件を満たしており
値段も24,000円ぐらいで
なんとか手が届きそう・・・・
かなり考えて考えて購入に至りました。
届いた三脚はデカく重かった。
「190シリーズとあまり大きさは変わりませんよ。」
と聞いていたんだけど届いた箱はデカい!
8年前に購入したSONYの三脚
「VCT-80AV」の箱よりデカいです。
無骨なイメージの多い三脚
なんだろ?工学的構造物を見て綺麗だなって感じました。
デザイン性の高さもManfrottoの特徴なんだと思います。
どうしても必要だったイージーリンク
ビデオ撮影する際、
・外部マイク
・外部モニター
必須のなか今までマジックアームを使用していましたが
さすがに限界を感じ
どうしても、雲台・三脚にアームを付けるコネクターが必要でした。
今回購入した
「MVH502AH」は2個
「MT055XPRO3」は1個
イージーリンクがついています。
このイージーリンクに使用するアクセサリー
イージーリンクコネクターを付ければ
フリクションアームを取り付けることが出来て
外部マイク・モニターの取り付ける位置の選択幅が増えます。
デザイン性を考慮して下記を購入
イタリアの赤は綺麗ですよね。
何故重さが必要か?
三脚を持ち運ぶ際、軽いカーボンの方が有利です。
今回購入したMT055XPRO3の重さは2.5kg
すげー重いです。
雲台の1691g91を合わせると4kgを超えます。
「VCT-80AV」を使って
イベント撮影をする際、どうしても床の衝撃で三脚が揺れ、
微妙にふわふわした映像を撮影したことが何度もあり、
その都度AfterEffectsで修正していました。
物は試しと下記の道具を購入し三脚につけ撮影しました。
中にモバイルバッテリーと袋に詰めた石2Kgを入れたところ
ふわふわした映像の頻度が落ち着き、修正をかける必要が多少減りました。
軽いだけでは映像が撮れない!
ある程度の重さを覚悟に道具を用意した方がいいのでは?
カーボンは揺れが落ち着くのが早いと聞きますが
揺れ続ける中カーボンで耐えれる映像が撮れるのか?
その疑問が解けないため、重さのあるアルミ三脚を選択しました。
センターポールの自由度が必要
依頼される撮影の中で
「手元を撮影してほしい」が最近多くなっています。
特に料理を作る場面を真上から撮る機会が増えたことで
三脚1台で水平・垂直撮影した方が楽かな?
という安直な考えで決めました。
今まではこれを使って撮影していました。
Manfrotto ミニポール
これに
SLIKの三脚アクセサリ ロアー2 N パイプ径22-32mm用
を組み合わせていました。
外部モニターを使って撮影をしていたのですが
構図を決める際、ポールを動かし ロアを動かしと
結構手間がかかってめんどくさかったんです。
三脚で解決するのか?と言われると
しないだろうなという思いもありますが
多少なりとも現場作業の改善に繋がればと思っています。
貧乏人にはスライダーやエレベータの類まで手が出ません。
めっちゃ欲しいけど・・・・
三脚を購入して最初に行う作業
今回購入したMT055XPRO3はロックレバー方式です。
付属品としてレンチがついています。
足を延ばす前にレンチで螺子が緩んでいないか確認をした方がいいです。
この作業は撮影前、気づいた時でもいいので、緩んでいないか確認してから足を延ばすようにした方がいいです。
でないとスッポっと抜けて「この不良品が!」と勘違いしてしまいます。
不良品ではなくメンテ不良の可能性が大なのできちんとしたほうが吉です。
石突の形
ネットで調べている中で全く情報が無かった石突の形
こんな感じです。
交換できるようになっています。
建物の中で撮影する際、石突に金属部があると床材に傷をつける恐れがあったので
ゴム製だとわかりホッとしました。
MVH502AHと合体
三脚の足を延ばした高さが140cm
雲台の高さが約13cm
併せて153cm
そこにカメラを載せると160cm前後になります。
「VCT-80AV」との高さ比較
自分の身長180cmオーバーの
アイポイントを考えると少し低いです。
センターポールを延ばせばいいだけなんですが。
延ばすとブレるので、結局外部モニターに頼ることになります。
外部モニター・マイクの取り付け注意点
雲台にイージーリンクが2個あるので
外部モニター・マイクを取り付けることが出来るのですが
トップヘビーになってカウンターバランスが取れなくなります。
マイク・照明は雲台
モニターは三脚
みたいに使い分けた方が運用上支障がありません。
収納ケースをどうしようか考えてみた。
今回購入した
MVH502AH
MT055XPRO3
を収納するケースをどうしようか考えました。
純製品のMB MBAG80PN
こちらなら雲台+三脚で入るみたいですが
物は試しにこちらを購入してみました。
プロ志向 三脚 一脚 保護 収納 ケース 80cm 厚手 クッション パッド
これが失敗!
三脚は収納できますが、雲台の収納が出来ません。
内寸13cm程度じゃ全く入りません。
高さは80cmでもいけるかな?って感じです。
ここでケチったらダメですね。
こういう小物をきちんと購入しないと安物買いの銭失いになります。
この収納ケースは別の三脚に使う予定です。
まとめ
赤いマスクの兄ちゃんが
「足が無いな・・・」
と訴えたように
雲台を載せる三脚はきちんとした物を用意した方が
長く使うことが出来るのではと。
ビデオ撮影だけでなく写真にも使うので
使う頻度は多くなります。
ただ重さが重さなので持ち運ぶのは厳しい感じ
車があっての装備だと思います。
この装備でウォーキングしながら撮影は厳しいかな?
でも雪が解けたらチャレンジする予定です。
サキオカ整備兵
「足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです!」
ある意味、君の言っていることは正解だよ。