2019年11月30日
AMD Threadripper
3950X
3960X
3970X
が発売されました。
映像編集用のパソコンを自作するにあたり
ハイスペックを求めるのではなく
ミドルスペック=予算との兼ね合い
で自作しました。
今回は
流す程度の内容です
パーツ構成
今回のテーマは
すべてミドルスペックで揃える
なので
以下の構成にしました。
パーツ | パーツ名 |
マザーボード | MSI TRX40 PRO WIFI |
CPU | AMD Ryzen Threadripper 3960X |
CPUクーラー | Cooler Master MasterLiquid ML240 RGB TR4 Edition 水冷一体型 CPUクーラー |
CPUグリス | ドイツ Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g |
メモリ | Kingston デスクトップPC用メモリ DDR4 3200MHz 16GBx1枚 CL22 1.2V KVR32N22D8/16×4 64GB |
VGA | MSI GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS OC |
電源 | FSP Group PT FM series 1200W ATX 12V v2.4 and EPS 12V v2.92 80 Plus Platinum Certified Full Modular Active PFC Power Supply |
ケース | CoolerMaster ミドルタワー ATX PCケース CM 690 III |
ケースファン | Novonest 200mm 冷却 ARGB PCケースファン 5V 超静音タイプ |
M.2 | CFD販売 内蔵SSD M.2 2280 NVMe PCI-E Gen.4 x 4(NVMe 1.3) PG3VNFシリーズ 500GB CSSD-M2B5GPG3VNF |
CFD販売 内蔵SSD M.2 2280 NVMe PCI-E Gen.4 x 4(NVMe 1.3) PG3VNFシリーズ 1TB CSSD-M2B1TPG3VNF | |
PCIe Gen3x4 P34A80 SP001TBP34A80M28 | |
BDドライブ | BDR-212UHBK |
5インチベイ | EASYDIY 5.25インチUSB 3.1 Gen2ハブおよび タイプ-Cポート, 最大10Gbps、QC3.0 USB急速充電 高速充電 |
HEDTの中でも普通のスペックです。
組み立ててみた
自作パソコンの組み立て方は
いろいろなサイトがあるので割愛
最小構成で組み立てて「POST」したら
ほとんど完成に近いです。
※POSTとはBIOS画面が表示されること
人柱構成として試していること
1.簡易水冷CPUクーラー
2.メモリ
今回初めて
簡易水冷CPUクーラーを使ってみたが
AMDは28cmのクーラーを推奨していますが
今回使用したPCケースは24cmまでしか搭載できません。
果たして
簡易水冷CPUクーラー24cmでCPUを冷やすことができるのか?
Blenderベンチマークで計測
まだ初期状態で
Blenderベンチマークを実施
完走させるまでの時間
「5分39秒50」
CPUの温度
最高:81度
連続5回ベンチマークしても
結果は同じ
まぁまぁな冷え方
もう少し詰めれば
70度台に行けるかな?
blender_result
“benchmark_client”: {
“client_version”: “1.0b2”
},
“blender_version”: {
“build_commit_date”: “2018-03-22”,
“build_commit_time”: “14:10”,
“build_date”: “2018-03-22”,
“build_hash”: “f4dc9f9d68b”,
“build_time”: “09:59 AM”,
“version”: “2.79 (sub 0)”
},
“device_info”: {
“compute_devices”: [
“AMD Ryzen Threadripper 3960X 24-Core Processor”
],
“device_type”: “CPU”,
“num_cpu_threads”: 48
},
“scenes”: [
{
“name”: “bmw27”,
“stats”: {
“device_memory_usage”: 141.0,
“device_peak_memory”: 141.01,
“pipeline_render_time”: 79.78999999999999,
“render_time_no_sync”: 77.1264,
“result”: “OK”,
“total_render_time”: 78.7404
}
},
{
“name”: “classroom”,
“stats”: {
“device_memory_usage”: 298.04,
“device_peak_memory”: 298.09,
“pipeline_render_time”: 261.63,
“render_time_no_sync”: 259.25,
“result”: “OK”,
“total_render_time”: 260.902
}
}
],
“system_info”: {
“bitness”: “64bit”,
“cpu_brand”: “AMD Ryzen Threadripper 3960X 24-Core Processor “,
“devices”: [
{
“name”: “AMD Ryzen Threadripper 3960X 24-Core Processor”,
“type”: “CPU”
},
{
“name”: “GeForce RTX 2070 SUPER”,
“type”: “CUDA”
}
],
“machine”: “AMD64”,
“num_cpu_cores”: 24,
“num_cpu_sockets”: 1,
“num_cpu_threads”: 48,
“system”: “Windows”
},
“timestamp”: “2019-12-10T23:44:54.515094+00:00”
}
メモリのクロック数
今回使用しているメモリ
Kingston DDR4 3200MHz 16GBx1枚 CL22 1.2V KVR32N22D8/16
4枚差しで組んで「64GB」
初期のクロック数は
「2666MHz」
BIOS設定で
「3200MHz」
にして動作するか?
はい
普通に3200MHzで動作しています。
レイテンシが
「CL22」で遅いですが
映像編集作業には問題なし!
最終的には128GBまで増設予定
映像編集用パソコンを組んでみた感想
ここ5年程
とても感じているのですが
パーツ各種の
工作精度がとても落ちてます。
ネジ・ネジ穴・ケーブルの差し込みが特に酷い
精度が悪くて、組み立てに苦労しました。
それでも
組みあがると
とても満足です。
最小構成で組み立て
POSTした瞬間
やった!
ってなります。
まだ
ハードウェア
ソフトウェア
のチューニングをしていませんが
時間をかけて詰めていけば
もう少し高いレベルへ持って行けそうです。
最後に
組み立て時間:8時間ぐらい
は過去最高時間
その殆どが工作精度に泣かされて
苦労した時間です。
パーツの相性問題は
全く発生せず
すんなり組み立てられたのは幸いです。
メモリも24時間テストを行い
エラーは「0」
フロントパネルの
USB3.1 Gen2も
問題なく稼働しています。
USB3.2 Gen2が出たら
増設予定
次回からは
各パーツ毎のリポートをお届けする予定
今回はここまで
それじゃまた!
今回の部品構成は以下の通り