平成17年式 AZR-60G NOAH(ノア)のスライドドアが壊れたのでDIYで直す!分解編

平成17年式AZR-60G NOAH(ノア)のスライドドアが故障

お正月休みも終わり
12月の車検から戻った
平成17年式
AZR-60G NOAH(ノア)

お正月休みに
助手席側のスライドドアから
異音がし
突然動作しなくなりました。

手動で動かそうにも
全く動かず
辛うじて電動でドアを閉め
電動動作をOFFにして
助手席側のスライドドアを
動かせないまま
3連休を迎えました。

車が壊れたら直す!
どうせやったことないことだし
チャレンジするのも楽しいし
ディーラー出すくらいなら
自分でやる方が後々ためになるので
DIYでチャレンジしました。

今回は分解するまでの過程を記事にしました。
写真が多く読みずらいかもしれませんが
最後まで一読願います。

※追加記事を書きました。

※10月27日
内張爪の写真を追加しました

スライドドアの故障個所を特定する。

自分が整備士だったころ
電動スライドドアなんて
トヨタ「ガイヤ」ぐらいしかなく
修理をした経験がありません。

それでも故障個所さえ見れば
部品の調達も出来るし
取り外せば、取り付けることも
可能だろうと考え
故障個所を確認すべく
助手席側スライドドアを分解しました。

内張を外す。

最初に電動スライドドアが動かないように
スイッチを切ります。

電動スライドドアが動かなくなったことを確認し
無理やり手動でスライドドアを開き
ドアハンドルの螺子を2か所外します。

ドアハンドルの螺子を外しカバーを外します。

※10月27日
ドアハンドルカバーの内部写真を追加

爪の個所は赤丸の所

作業スペースを稼ぐため
助手席側2列目シートを外します。
前の螺子はシートは着席状態で外し
後の螺子はシートを倒した状態で外します。

螺子が固い場合は
浸透潤滑剤を利用してください。

シートを外して作業スペースを確保したら
内張を外します。
ドリンクホルダー下に手を入れるスペースがあるので
内側にふんっ!って引っ張ると内張が外れます。
左側はスライドドアを1/3開けた状態で
作業をすれば、内張を外すことが出来ます。
内張センターは右側から手を入れて
中から力を加えて外してください。

内張が外れると
パワーウィンドウのコネクタが見えます。
コネクタを外すと内張を外すことが出来ます。

外れる前に上から眺めると
スライドドアモーター部が
壊れていることを確認

パワーウィンドウのコネクタを外すと
スライドドアの内部にアクセスできます。

※10月27日
内張内部の写真を追加

赤丸の所が内張固定爪

 

スライドドア内部

内張を外すと
故障したスライドドアモーター部
の確認が出来ます。
よく耳にするワイヤー巻取り部が
見事に壊れています。

壊れていた部品一覧
内張を外したところ内部に散らかっていました。

誤って動作させるわけにはいかないので
モーターのコネクタを外しておきます。

コネクタを外したところ

どうやって部品交換するか考察する。

始めてみる
電動スライドドア部品
でもよく見ると
至って単純な構造
赤枠の部品を外し
ワイヤーモーター部を取り外せばいいだけの事

交換するために必要な部品を外す為
関係のない部品を外します。
最初にテールランプを外します。

テールランプを外したら
車体側のパネルを外します。
螺子2箇所外し
パネルを後ろにスライドさせるようにして
カバーを外します。
手前に無理やり引っ張ると
中の部品を壊すので必ず後ろにスライドさせてください。

パネルが外れるとこんな感じ
内部部品を壊すと後後メンドクサイので
壊さないように気を付けてください。

外れたパネル

パネルを外し
黒いカバーを外すと
ワイヤーの白ストッパ―にアクセスできます。

ワイヤーの白ストッパ―にアクセス
この時点で白ストッパ―を外しません。

スライドドアワイヤーを外す。

モーターを外す前に
スライドドアワイヤーを外します。
スライドドア後部に回って
この部品を外します。

螺子を外すとフリーになります。

さてこの部品を外すのに
正直苦労しました。

というのもドア内部から
部品を抜き取るのですが
スペースがありません。

ん~~どうすればいいんだろう?
手探りでドア内部を探ると
パワーウィンドウのスライドレールが
あることを確認
手探りで辿っていくと螺子で固定されてるようなので
こちらの螺子を中途半端に外します。
完全に螺子を抜き取ってはいけません。
あくまでもスライドレールが動く程度に緩めてください。

これを外しても
スライドレールが動かないので
別の螺子がどこにあるのか探ったところ
ここの螺子に辿り着きました。
ここの螺子は完全に外してください

螺子を外すと
スライドレールを動かすことが出来ます。
多少斜めになった状態にしておきます。

ワイヤー固定の螺子を外します。
矢印が逆向いていることは気にしないでください。

固定している螺子をすべて外せば
ワイヤー部分を外すことが出来ます。
外す際は、縦に横にと部品を動かしながら
外すとスムーズに抜き取ることが出来ます。

他の部品を外す。

ワイヤーが他の部品に干渉しているので
交換しませんが他の部品を外します。
この部品と

これを外します。

外した部品の螺子をなくさないよう
テープで固定するかしてください。

ワイヤーモーターを外す。

ワイヤーモータを外す前に
ワイヤーが連結している
部品を外します。

外した際、ワイヤーがどう通っているか確認しながら
部品を外してください。
カプラを外すことを忘れずに。

ワイヤーモーター部を外すには
付近の白いカバーを外さないと
螺子を取ることが出来ません。
白カバーの螺子3か所外すだけでも
モーターを外すことが出来ますが
4か所外した方が後々作業が楽になるので
4か所外しました。

白いカバーを外すと
モーターを外すことが出来ます。

最後に黒ストッパーと白ストッパ―を外します。

白ストッパはこんな感じで外します。

全ての部品の螺子を外すと
スライドドアワイヤー部品と
モーター部品を外すことが出来ます。
部品を外す際、全てのワイヤーが
どう通っていたのか確認して
部品を外してください。

ワイヤーや部品がどう通っていたか確認

外れたモーター部&ワイヤー部

新旧部品ご対面
モーターはそのまま使えるので
モータだけ移植します。

今日はここまで。
部品を外す作業は2時間程度
正直ワイヤー部を外す際
パワーウィンドウのレールが
あることが判らず
四苦八苦した分時間がかかりました。

苦労したのはそこだけで
あとはスムーズに部品を外すことが出来ました。

コツは力任せにしないこと!
???になったらいったん作業を止めて
構造を理解しながら進めれば
部品を外すことが出来ます。

この後取り付け作業になりますが
それはまた後日報告します。

それじゃまた!

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