サイトアイコン 歩け!歩け!歩いて!

平成17年式 AZR-60G NOAH(ノア) ヘッドライト交換 RCP D4R専用HIDバルブ


今年で15年を迎える
AZR-60G NOAH

大分くたびれてきましたが
まだまだ現役です。

今回は
NOAHのヘッドライト交換のお話

NOAHのヘッドライト

D4・D4R バーナが使用できる

使われているのは
HID(キセノン)バーナータイプ 「D4」

物としては「D4R」も使用できます。

今回使用したバーナー

「RCP D4R専用HIDバルブ」

正直値段だけで購入しています。

きちんとした製品を検討する場合は
下記の製品を選べば安心です。

お勧めのバーナーは「PHILIPS」がいいです。

バーナーを交換しよう!

ヘッドライトを交換したことがある人は
簡単にできると思います。

左右両方の交換作業時間は
15~20分 程度です。

バーナーを取り外す手順として
① バッテリーのマイナス端子を外す
② ヘッドライトの防水カバーを外す
③ ヘッドライトの電源端子を外す
④ バーナーを固定しているピンを外す
⑤ バーナーを取り外す
⑥ バーナーを焼く

取り付けは上記手順の逆で行う

ただし!
作業スペースが狭いため
目で確認しながら作業ができません。

初めて行う人は
スマホの自撮りモードを利用して
作業を進めると
多少楽にできます。

① バッテリーのマイナス端子を外す

AZR-60Gのマイナス端子ネジは10mmです。
(車種によってはサイズが違います)

電子機器を触る際は必ずバッテリーのマイナス端子を外す

外したマイナス端子が短絡しないように
テープなどで養生をする

マイナス端子を外した所。金属部品に触れると短絡するのでテープなどで養生する

② ヘッドライトの防水カバーを外す

右ヘッドライトの防水カバー

「OPEN」と書かれている方向に回せば
簡単に外すことができます。

防水カバーが外れたところ

ここから目が届かない作業になります。

写真を参考に作業を進めてください。

③ ヘッドライトの電源端子を外す

バーナーの電源端子は回転して外すタイプです。

作業に慣れていない人は写真を撮って
「電源端子の取り付け角度」を確認してください。

外す場合は左回転で外す 電源端子の取り付け角度を確認してから外すのが吉

電源端子を左回転させて引っ張れば
電源端子が外れます。

電源端子を外したところ

電源端子は左回転させて引っ張れば簡単に外れます

実際は全く見えないので
写真撮影して取り付け状態を確認したほうがいいです。

④ バーナーを固定しているピンを外す

写真で見てわかるように
バーナーは固定ピンで固定されています。

見えないため感覚的な作業になるのですが
ピンを外すコツは
・固定ピンをヘッドライト本体側に押し込んで固定ピンを左右に開く

見えない作業なので感覚的な作業になりますが写真を参考にしてください

ちょっとコツが必要ですが
一度やれば感覚的に覚えることができます。

固定ピンが外れたところ

⑤ バーナーを取り外す

固定ピンが外れたら
バーナー本体を引っ張れば簡単に外れます。

バーナー本体を引っ張るだけで簡単に外れます

外した純正バーナー(左)
交換品のバーナー(右)

横から見る形に違いはありません

注意する点は
今回購入したバーナーには
固定する切込みが複数あることです。

固定する切込みは
大きい箇所になるので確認をしてください
(後で固定した際の写真で説明します)

右が新品 写真で分かりにくいが固定用の切込みが複数入っています

⑥ バーナーを焼く

① バーナーを電源端子に取り付ける
② バッテリーのマイナス端子を接続する
③ エンジンをかけてヘッドライトを点灯させる

バーナーを焼く時間は3分程度
(それより短くても問題ありません)

ヘッドライト交換時の
恒例儀式みたいなものですが
焼くことで表面についた脂分などを”焼く”ことで
その後のトラブルを予防することができるらしいです。

点灯後は
① バッテリーのマイナス端子を外す
② バーナーを十分に冷やす
③ 電源端子を取り外す

その後
次の作業に取り掛かってください。

恒例儀式のバーバー焼き 必要を感じない人はしなくても問題ありません。

⑦ バーナーを取り付ける

上記手順でも書きましたが
今回のバーナーには固定するための切込みが複数あります。

固定する切込みの箇所を誤ると
電源端子の取り付けが正常に行えません。

下記の写真は誤って取り付けた例です

大きい切込みが正解の固定位置 左右の小さい切込みで固定すると電源端子を取り付けることができない

正解の固定位置はこちら
大きい切込み位置で固定するのが正解

この位置で固定すると電源端子を取り付けることができる

固定ピンで固定する前に
下記の状態になっていることを確認してください

見えないので写真を撮るなりして固定位置を確認する

正しい位置に固定したら
バーナーを固定ピンで固定します。

⑧ 電源端子を取り付ける

電源端子を取り付ける際も
”角度”があります。

バーナーを誤った位置で固定すると
電源端子を取り付けた際
誤った角度で取り付けることになるので
端子に無理なテンションがかかって
故障の原因になります。

最初に撮った写真を参考に
電源端子の取り付け角度に誤りがないか
確認しながら作業を進めてください。

正しい電源端子の取り付け角度

誤った電源端子の取り付け角度

一旦この状態でバッテリーのマイナス端子を接続し
ヘッドライトを点灯させてください。

壁がある場合は”カットライン”がきちんと出ているか確認
”カットライン”が斜めになっている場合は
固定位置が誤っています。

再度バーナーを外して固定し直ししてください。

ヘッドライトを点灯して”カットライン”の確認を行う

ヘッドライトを点灯するもう一つの理由に
”ヘッドライト光の拡散”を確認してください。

これはヘッドライトが汚れで曇っている場合
ヘッドライトの光が拡散し
”もやもや”とした光の状態になります。

ヘッドライトの汚れできちんとした
明かりを確保できない場合は
ヘッドライトのリフレッシュ作業を行ってください。

ヘッドライトの固定やカットラインに問題がない場合は
バッテリーのマイナス端子はつけたままでOKです。

ネジは10mmです。

マイナス端子はきちんと取り付ける

⑨ 防水カバーを取り付ける

防水カバーを取り付ける際も
角度があるので
外した位置に防水カバーをはめ
回転しながら固定してください。

防水カバーの固定が甘いと
水が入って故障の原因になります。

注意しながら
きちんとはめて固定するようにしてください

防水カバーにも固定位置が決まっているので、きちんとはめてから回転しロックする

これでHID バーナー”右側”の交換作業は完了です。

左側も同様に行ってください。

必要に応じてヘッドライトリフレッシュを行う

点灯作業時
光が拡散し
”もやもや”した状態の場合
ヘッドライトリフレッシュを行います。

ヘッドライトリフレッシュは必要に応じての作業になります

作業前のヘッドライト

ヘッドライトリフレッシュ後のヘッドライト

作業を行った後
”もやもや” 感は多少改善します。

実際の使用感

今回選んだバーナーは「ホワイト系」です。

正直な感想を書けば

普段は「イエロー系」を好んでいるため
「ホワイト系」は失敗したなぁ~と感じてます。

明るいのは明るいのですが
フォグランプが「イエローバルブ」なため
光のアンマッチが発生し正直見にくいです。

ホワイト系に馴染みがないため、正直見にくい

好みの問題ですが
ヘッドライトは
慣れた”色味”で選んだほうがいいです。

最後に

バーナーの交換作業は
左右で15~20分程度です

手元が全く見えない作業になるので
スマホの自撮りモードを使うなど
工夫をすれば簡単に作業を行うことができます。

注意すべき点は
必ずバッテリーのマイナス端子を外すこと。

作業中
HIDの電源に誤って短絡した場合
ヘタしたら感電死します。

電気系を触る場合の鉄則は
バッテリーのマイナス端子を外す事です。

あとエンジンかけっぱなしの作業はしないこと

自分で作業をする際
注意すべき点を押さえて
作業を行ってください。

あ!
バッテリーのマイナス端子を外したあと
パワーウィンドウの初期設定を忘れずに!

各ドアの作業になります。
① ウィンドウを半分降ろします。
② 半分降ろした状態で完全にウィンドウを下ろし
パワーウィンドウボタンを3秒程度押した状態のまま待機
③ 初期化完了!

ほかのドアも同様の作業を行う

それじゃまた!

モバイルバージョンを終了