回転コンポストでたい肥作り始めました。
と
タイトルに書いてありますが
たい肥自体は10年以上作っています。
今回は家庭用のプランターで使用する
たい肥を作るため
回転コンポストでチャレンジしています。
ちなみに「コンポスト」とは「たい肥」の事です。
今回使用する回転コンポスト
正直
回転コンポストならどれでもいいですが
今回はこちらを使用
160Lの容量です。
正直言いますが
160Lは回転させるには重いです。
組み立て
組み立て自体は難しくないのですが
組み合わせる「爪」の精度が悪いため
キチンと組み合わせるのに苦労します。
段ボールでひとまとめされており
組み立ての道具も同梱されています。
本体を支えるパイプは金属ですが
塗装の状態が良くないため時間が経てば錆びること間違いなしです!
付属のネジ類も金属ですが
ネジ山の精度が悪く締め付けても
キチンと固定できない箇所が何か所も出ました。
爪を合わせ
ねじを締めて
一つづつ組み合わせていきます。
本来は真ん中に板を入れる仕様なのですが
まとめてたい肥化したいため今回は使用していません。
真ん中の板
耐久性が落ちるかと思いましたが
現在問題なく歪みも出ていません。
本当に苦労するのが
最後の板を取り付けるところ
全体の精度が悪いため
他の箇所を歪ませながら
無理やりはめ込んでいます。
そのせいで隙間が出来てしまうんですけどね。
コンポストが組みあがったところ
この後パイプを挿入して
回転軸を作ります。
真ん中にパイプが通ったところ
これもスルッと本体から抜けるので
足に気を付けて作業を進めます。
組みあがり完成!
回転試験をして
隙間チェックをして完成
だけど精度が悪いため
隙間は至る所にできました。
土を投入
プランターで使用していた土と
夏野菜のトマト類の残渣
大量の落ち葉を投入していきます。
実際に使用した材料
・使い古したプランターの土
・夏野菜の残渣
・米ぬか
・落ち葉
・たまに水を投入(土の乾燥具合を見て)
発酵に必要なのは
「米ぬか」なので
大量に投入する必要があります。
入れる順番は適当です。
ただ米ぬかは途中で入れる必要があります。
最後に入れると粉まみれになるので・・・・
1週間後に再度資材を投入
本体の8割ぐらいまで資材を入れていきます。
1か月後
米ぬかのお陰で発行が進み
コンポスト自体がホカホカになります。
それと同時にぬかの発酵臭が充満するので
たまに投入口をあけて換気する必要があります。
注意点をふたつ
注意点一つ目
初めて使ったので
資材の量加減がわからず
投入できるだけ投入したのですが
とても重いです。
単純に50kg以上の重さになるので
回転させるのに一苦労します。
ある程度
発酵が進めば土が乾燥し
軽くはなるのですが
元々の重さが変わるわけではないので
投入する資材量は考えた方がいいです。
6割ぐらいの量でやった方がいいです。
あと
たい肥になるまでかなり時間がかかります。
実際たい肥を作るときは「トン」単位で
作るのですが
回転コンポストは精々「80kg」程度です。
発酵する力も意外と弱いので
残渣の分解能力はかなり遅いし
落ち葉の分解も思ったほど早くないです。
のんびり
来年の春まで!
って感じでやった方がいいです。
ちなみに
米ぬかは10kg程度必要です。
コイン精米機を周れば
軽く10kg以上はタダで集めることができます。
もう一つの注意点は
一度資材を入れたら
追加で入れないほうがいいです。
ミルフィーユ状のたい肥つくりと違い
回転させて混ぜるため
追加で資材投入すると
発酵が止まってしまいます。
ある程度の量を確保して
一気に投入し
たまに回転させて水を入れて
だけで発酵がどんどん進みます。
発酵が止まったと思ったら
米ぬかを追加すると発酵が再開します。
最後に
回転コンポストに興味があったので
試してみましたが
意外と場所を取るし
資材投入量もイマイチわからないし
回すにしても重いし
発酵具合がよくわからない。
という
部分もありますが
たい肥化は可能です。
温度管理は殆どしてませんが
発酵していれば容器自体温かいです。
実際やるには
上記のデメリットを理解したうえで行ってください。
来年はプランターで使用する土は
確保したので
春になるのが待ち遠しいです。
今回はここまで
それじゃまた!