DJI OSMO+を購入しました。

最近よく見る
ヌルヌル映像
ジンバルを使って動画撮影をする機会があり
挑戦しましたが
ジンバル+一眼レフの重さに辟易して
導入を止めた経緯があります。

スマートフォンをつかったジンバルもありますが
いかんせん操作性が最悪で
仕事に使えるレベルにはならず
どうしたもんかと考えていました。

必要なのはカメラ一体型で
操作性が悪くない製品を探していました。

OSMO+を導入してみて

カメラ一体型という点で
検討に検討を重ね導入しました。

ただ操作性を考慮しなかったので
実際購入してから試してみることにしました。

OSMO+の特徴

色々なサイトに書いてあるので割愛しますが
色々なモードに変更できます。
「ペンライトモード」
「吊り下げモード」
等ありますが、前にあるトリガーを2回クリックすればモード変更できます。

OSMO+の撮影にはスマートフォンかタブレットが必要です。
これがないと細かい設定や調整が出来ないため
全く使えないカメラになります。

映像も
DCI4K (4096×2160) 24/25p
UHD4K (3840×2160) 24/25/30p
2.7K (2704×1520) 24/25/30p
FHD: 1920×1080 24/25/30/48/50/60/100p
で撮影を行うことが出来ます。

操作性は最悪

こればかりは購入しないとわからないのですが
実際使ってみた操作性は最悪です。

ハンドルについているジョイスティックでカメラコントロールするのですが
これがやりにくい。
パン・チルト操作はジョイスティック
ズーム・ワイドはスマートフォン
カメラをセンターに向けるにはトリガー
と分かれているので
同時操作が全く出来ません。

カメラもハンドルに追従するはずが
ワンテンポ遅れて動くので
狙った相手をとらえてもすぐに枠から外れます。
ジョイスティック操作も遅れて動くので
全く追従できず”慣れ”が必要になります。

あと右手でジョイスティック&トリガーを操作しようとすると
ハンドルから手が少し離れるので
不安定になります。

なので左手で操作した方が
モバイルデバイスホルダーを
左手人差し指の関節に乗せることで
不安定が無くなります。
その代わり関節が痛いけど・・・

致命的な欠点が二つ

一つ目は重さ!
たしかにジンバル+一眼レフより
はるかに軽いですが
スマートフォンを載せると
途端にバランスが悪くなり
重さを実感します。

2つ目はバッテリーの持ちの悪さ
これは色々なサイトで書かれているように
バッテリーの持ちは最悪レベル。
満タンで45分程度撮影できますが
実際、セッテングしたりすると
35分程度しか撮影できません。

しかも一度電源を切ると
イチイチスマートフォンと接続しなおさないと
いけないのでそれだけでもバッテリーの減りが早いです。

外部電源必須のシステムだと実感



撮影した映像は一級品

糞のような文句を書いてますが
撮影した映像は一級品です。

SONY Exmor R
1/2.3” CMOS
有効ピクセル数:1,240 万
( 総ピクセル数:1,276 万)

22mm~77mm
F2.8(ワイド端)~ F5.2(テレ端)

おまけに
3.5倍ズームも出来ます。
デジタルロスレスズームなら7倍まで可能です
(ただし1080Pのみ対応)

歩き映像も多少の上下揺れはありますが
アクションカメラ FDR-X3000の
「空間光学手ブレ補正」より優秀です。

映像も普通に仕事に使えるレベルです。
映像だけ見れば全く問題ないレベルの製品です。

2018/04/22 20:27追記
撮影した映像をUpしました。
歩きながらの撮影ですが
上下動はそれなりに抑えられてます。

撮影時に気を付けないといけないこと

OSMO+はアクションカメラではないので
防水防塵ではありません。
カメラには
排気ファン・放熱フィン
USB端子・SDカード
がむき出しになっています。

なので雨や埃が凄い所で撮影する時は対策が必要です。
この構造を見るとそんなところで使う気になれません。

あと撮影時カメラ本体が熱くなります。
ほんとアホみたいな熱さになります。
設定で撮影時ファン動作を制御するにしているからかもしれませんが
触れないくらい熱くなります。

音はさほど悪くない

内部マイクは絶望的ですが
付属のマイクを付けると
聞けるレベルになります。
作品として使うレベルにはなりませんが
確認レベルで使う分には問題ありません。

外部レコーダを利用して別録音をし
ポスプロする際
音声同期を取ってOSMO+の音を消せばいいだけです。
外部マイクで撮影するとジンバルの音を拾うので
あまりお勧めはしません。
どうせ音を取るなら外部レコーダの方が保険にもなりますし。


実際使用するにはいろいろ必要になる。

OSMO+単体でも十分撮影できますが
実際撮影すると不便が沢山出てきます。
それを解消するため、付属品が沢山出ています。








全部そろえると成り上がるので
必要なものだけ購入すればいいと思います。

まとめ

正直使い勝手が悪く
癖が強いカメラなので
いつもの感覚で撮影すると痛い目を見ます。
固有の慣れが必要なカメラになるので
一般の人に勧めるカメラではありません。

値段が値段だけにジンバル付きカメラとしては
安い部類かもしれませんが
自分で明確なイメージを持ち
操作性の悪さと重さを覚悟に
ヌルヌル映像を撮影したい人が
使いこなすためのカメラのようです。

夜間撮影・モーションタイムラプスは
使ったこと無いので
今度チャレンジしてみます。
夜間撮影でも十分な絵が出るようなら
使える道具の仲間入りになります。

購入するに当たっては
色々なサイトを見て検討した方がいいですよ。

私は使いこなすまでいじり倒します!

こちらの記事も参考になるのでぜひご覧ください

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