NVIDIA RTX3090 マイニング制限突破手順

2021年12月17日追記
※RTX3090はLHR機能は搭載しておりません。
ですが筐体によってはPowerlimt制限がかかるものが存在します。
理由は不明です。

マイニング制限突破の記事内容は
Powerlimit制限がかかった
RTX3090筐体向けの内容です。
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前回の記事に

マイニング制限突破した手順を
書いていなかったので
自分メモとして残す。

ただし
イーサリアム環境のみ確認
Bitcoinは不明

所々に
Dashboardの
「Estimated Earnings」

と表現があるが

https://ethermine.org/miners/自分のウォレットアドレス/dashboard

のことを示している。

ハードウェア環境

自分が作成した環境ではないため一部不明

環境
OS:Window10Pro

グラフィックボード:
・Palit NED3090T19SB-1021G
※ドスパラ仕様のRTX3090?
・RTX2070Super
・RTX3070
※上記メーカは不明

ライザカード
サイバーワールド ライザーカード
・マザーボードは不明

全て
ライザカードを経由して
マザーボードに接続

※うまくいかない場合は
3090だけマザーボードの
PciExpressに刺す
実は直接刺した方が成功しやすい。

もしくは
×16のライザカードを使う。


 

グラフィックドライバ

試したドライバは2種類
・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバ
・466.27-desktop-win10-64bit-international-whql

 

問題なく解除できたのは
・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバ

 

・466.27-desktop-win10-64bit-international-whql
でも解除できる。
以前の記事にも書いた。

ただし原因は不明だが
Dashboardの
「Estimated Earnings」
の値が下がりまくる。

黄色文字が出たら制限解除は失敗してると思えばよい。
マイニングソフトを管理者権限で実行しても
制限解除.batを管理者権限で実行してもNGです。
※環境によるのかもしれない

ハッシュレートが維持されているように見えるが
実はどこかで制限がかかった状態になる。

ちなみに制限がかかっていない
RTX3070も制限がかかります。

なので最新ドライバは絶対使用しない。

※環境によっては黄色文字で制限解除できているかもしれない。
けど試すと馬鹿を見る可能性大!

ドライバをインストールする手順

グラフィックボードが
マザーボードに接続されていることを確認

・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバ

以外のドライバがインストールされている場合は
DDUを用いてドライバのアンインストールを実施

「プログラムの追加と削除」
「NVIDIAのアンインストールツール」
は使用しない。

 

DDUでクリーンアンインストールをしないと
レジストリ・APIにゴミが残るための処置

 

DDUを用いずアンインストールした場合

・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバ

をインストールしても
見た目は制限解除できているが

Dashboardの
「Estimated Earnings」

の値が下がりまくるので注意
※レジストリ・APIのゴミが原因と思われる。

 

DDUでドライバのアンインストールが完了したら
PCを再起動

 

PCが起動したら

・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバ

をインストール

インストールが完了したら
PCを再起動
※必ず実施

 

PCが正常に起動したら
デバイスマネージャーで
グラフィックボードが認識されていることを確認

マイニングソフトを起動 制限解除を確認

・Afterburner
・マイニングソフト

を起動

マイニングソフトが起動したら

の表示が出るか確認

Afterburnerの
Powerlimit(%)の値が
58%になることを確認

 

黄色文字が出た場合は
アンインストールからやり直し

 

作成した.batを起動

:loop
timeout 3
ここにコマンドを入力する
goto loop

マイニング制限を解除しているか
.bat画面に以下の表示が出ることを確認

この表示は
定格から58%(214.60W)の制限がかかったが
350Wに戻したことを表している。

ハッシュレートが
下がらず維持されていることを確認

Dashboardの
「Estimated Earnings」

の値が下がらず上がることを確認

 

以上が自分が行った作業手順です。

 

絶対してはいけないこと

・ドライバのアップデート

開発用ドライバを使い続ける!

調整が必要な個所

.batで使用するコマンド

最後は必ず数字3桁になります。

例えば「350」

これは350Wを表している。

電圧調整をする場合は
最後の3桁数字を調整すればよい。

270Wで運用する場合は
「270」にする。

最後

余計なことをしなければ
ハッシュレートが維持されたまま
Dashboardの
「Estimated Earnings」
の値も上がるので
しばらくじっと待つ

大体24時間

ヘタにいじって
リグを止めたりしないように!

とにかく
じっと待つ!

以上

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