格安ノートPC Jumper 11.6インチ rri-X1 を試す
Windows10搭載の
新しいノートPCが欲しいけど
持ち運びに便利なタブレットと
比較検討している中で
手に入れたノートPC
Jumper 11.6インチ rri-X1
今回は
Jumper 11.6インチ rri-X1
を初期設定し
使っていくうえで
色々感じたことをまとめます。
付属品
・PC本体
・ACアダプタ(USB Type-C接続)
・説明書
と潔い内容となっています。
スペック
CPU:Celeron N3450
- コアの数4
- スレッド数4
- プロセッサー ベース動作周波数1.10 GHz
- バースト周波数2.20 GHz
- キャッシュ2 MB L2 Cache
- TDP6 W
- シナリオ・デザイン・パワー (SDP)4 W
- Intel HD Graphics 500
ディスプレイ
- IPS FullHD 1920 x 1080
- タッチパネル搭載
メモリ
- DDR3 6GB
HDD(eMMC)
- 128GB
WiFi
- 802.11bgn, 801.11ac
- 2.4Ghz 5Ghz
- Bluetooth4.2
外部端子 各1づつ
- USB Type-C (ACアダプタ共有)
- MicroUSB
- MicroHDMI
ACアダプタ
「12V 2A」
PD充電にも対応しています。
特徴
・11.6インチモニターでFullHD
・タッチパネル搭載
・モニターが360度回転する
・キーボードが102
・ソフトウェアは一切インストールされていない
・USB Type-CでPD充電が可能
・Windows10Home
いわゆるタブレットモードにもなる
ノートPCです。
タッチパネル操作が出来るので
タブレット感覚で操作することが可能です。
モニターがグレア加工なので
発色のいい表示をしてくれますが
タブレット操作をした際
指紋がつくと見にくくなります。
ノングレアが好みの方は
保護フィルムを貼るのがお勧め
下のフィルムは
”モニター表示部”のみ保護してくれます。
”枠”のグレア加工までは保護してくれません。
BIOS
起動中に
「Del」キーを入力
BIOS画面に入ります。
ただし設定できる項目は少なく
「日付」「Boot」
程度しか設定できず
必要最低限の機能だけです。
Windows10のリカバリーは
BIOS画面から行えます。
ベンチマーク Disk
CrystalDiskMarkで計測
内蔵eMMC
USB Type-C
内蔵eMMCは平凡な速度
USB Type-CはUSB3.1の速度が出ています。
内蔵eMMCは
HDDのように引っかかる感じもなく
サクサク動作してくれるので
体感的には問題ないレベルです。
ベンチマーク CineBench R20
CPUの性能を計測
今回の結果はマルチのみです。
シングルはいつまで経っても終わりません・・・
結果:306pts
正直
動作しないだろうと思っていましたが
計測することができました。
ついでに
バッテリー駆動で
マルチ計測のみ行いましたが
いつまで経っても終わりませんでした。
ベンチマーク FF15
ゲームはしないけど
参考まで
1920×1080
標準品質
スコア:175
動作困難
正直いつ終わるんだろう
って感じでベンチを回してました。
ゲームに関して
全く期待できないスペックです。
ベンチマーク Blender
BMW27
01:04:18.53
classroom
03:40:43.40
計:04:45:01.33
とても使えるレベルではない・・・・
3Dモデリングは素直に諦めましょう。
Jumper 11.6インチ rri-X1の問題点
外部接続端子が少ない!
搭載されている端子のうち
”USB Type-C”が
ACアダプタ共有の為
ACアダプタを使うと
使えるUSBが
MicroUSBだけになる。
って
MicroUSBって
使い道がないんですけど・・・
しかもUSB2.0規格
MicroHDMIはケーブルさえ持っていれば
モニターと接続することができ
クローンも拡張も問題ありません。
実際運用するにあたり
必然的に
拡張デバイスが必要になります。
安いノートPCを購入しているのに
拡張デバイスを追加購入すると
コストパフォーマンスが悪くなります。
キーボードが102
ブラインドタッチする分には
何の問題もないんだけど
特殊キーの組み合わせが独特です。
特にアンダーバーがどこにあるのか不明
普通は右Shiftの隣にあるけど
このキーボードにはないんです。
有線LANがない!
アップデートなど
ネットワーク経由で
ファイルのやり取りをする際
無線LANより有線LANを使用します。
いくら速度的に有線LANと同じでも
安定性は有線LANのほうに一日の長があります。
ここでも
拡張デバイスのお世話になります。
最大の問題
バッテリー駆動にすると
使えないPCに成り下がること。
ベンチマークは動かなくなるし
Cドライブのバックアップを取るため
USB Type-Cに外付けSSDを差して
バッテリー駆動で運用すると
バックアップが2時間経っても終わりません。
ACアダプタ駆動だと20分かからず
バックアップが完了します。
バックアップの容量は30GBです。
バッテリー駆動で運用できる
範囲は狭く
ブラウジング
Youtube
PrimeVideo
は普通に視聴できますが
Officeを使う作業や
画像編集をすると
とんでもなく時間がかかります。
バッテリー駆動で運用する際は
タブレット感覚で使用する方が賢明です。
タッチパネルの感度は良好です!
ACアダプタ駆動だと使えるPCに
ACアダプタで動かすと
キビキビした動作をします。
Officeを使う業務や
VBAの動作にも問題ありません。
キーボードも
気持ちよく
タイピングができます。
普通に事務仕事をする程度なら
何の支障もありません。
意外だったのは
ローカルに保存した
FullHD 60P動画
4k 30P動画
Youtubeの4k動画が
普通に視聴できたのは感動でした。
最後に
Jumper 11.6インチ rri-X1
は
タイムセールで
4800~5000ぐらいの
値引きがあります。
ほかにも
BMAXのPCもあります。
同じものを人に勧めるか?
と言われると
初心者には勧めません。
外部接続端子は少ないし
キーボードは102
キーボードは設定を変更すれば
109になりますが
ある程度
PCの知識がある人でないと
使いにくい部分があります。
それでも
11.6インチで
タブレットにもなる
PCが欲しい!
という人には
チャレンジしてみても
いいかもしれません。
最後に
SSDの増設はできそうな感じ。
背面パネルに
増設箇所があるので
今度SSDを手に入れたら
確認してみようと思います。
今回はここまで
それじゃまた!