Lenovo ThinkPad E420を再生する。

仕事に使うにはノートPCがベスト

仕事で使用するためにノートPCを中古で購入しました。
機種は 「Lenovo ThinkPad E420 TYPE 1141-CTO」 です。

※2019年5月2日
USB3.0を増設した記事を書きました。

※2019年5月4日
増設したUSB3.0を利用したカードリーダを記事を書きました。

※2020年5月18日
無線LANカードを換装した記事を書きました。

※2020年7月27日
OBSを使った動画配信について記事を書きました。

※2021年10月18日
Windows11がインストールできるか?を検証しました。

Lenovo ThinkPad E420 スペック


第2世代CPU(Sandy Bridge
Core i5-2410M 2.3GHz搭載
メモリ 16GB
HDD 500GB(東芝製)
14.0型液晶ディスプレイ

中古で29,800円でした。

正直6年前のノートPCに29,800円は高いと思いましたが
メモリが16GB搭載されているので購入を決めました。

購入して気づいた事

Windows7モデルのはずですが
Windows10にアップグレードしていました。
昨年夏まで無料アップグレードを行っていたので
恐らくそれでアップデートしたんだと思います。

使って気づいた事

遅い・・・・・
とにかく処理が遅い・・・・・
HDDの引っ掛かりがひどく、まともに処理が出来ません。
ブラウジングするのも一苦労です。
これはリフレッシュする必要があると判断しました。

購入したのはSSD

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 500GB WD Blue WDS500G1B0A/SATA3.0
を購入しました。

クローン作製に
Salcar 高速USB3.0接続 2.5型/3.5型 HDD/SSDスタンド
を購入しました。

とりあえずLenovo ThinkPad E420を分解します。
まずひっくり返して、バッテリーを外します。

精密ドライバーでねじを4か所外します。
外すとハードディスク、メモリにアクセスできます。

両脇のねじを外せばHDDを取り外すことが出来ます。


取り外す際は引っ張るようにすれば簡単に外せます。

取り外したHDDは2.5インチ 東芝製 500GB 7200rpm
今どき珍しいスペックのHDDです。

取り外したHDDのデータをSSDにクローンします。
これを行わないとクリーンインストールをする羽目になります。
Salcar 高速USB3.0接続 2.5型/3.5型 HDD/SSDスタンドを利用すれば簡単にできます。

「HDD1」にHDDを装着 コピー元
「HDD2」にSSDを装着 コピー先
このとき「HDD1」と「HDD2」を逆に入れるとまっさらの状態になるので気をつけてください。

電源を入れます。
電源を入れるとLEDが点灯します。

左のボタンを3秒押すとクローンが始まります。
クローンを行っている最中はインジケータがピコピコ動きます。

3時間程でクローンは終了。
インジケータが100%になっているのを確認して電源を落としてください。
電源を入れたまま「HDD」「SSD」を抜くと故障の原因になるので気を付けてください。

クローン完了後SSDをノートPCに装着します。
取り外したHDDケースにSSDを取り付けます。
このときインターフェイスの向きに気を付けてください。
SSDを表裏逆に取り付けるとノートPCに取り付けることは出来ません。
4か所に螺子をつけて固定

ノートPCに取り付ける際は、外した時と逆の手順で「押す」ようにしてインターフェイスにはめてください。

インターフェイスにきちんとはまったら螺子を2か所取り付けてください。

SSDの固定が完了したらカバーを取り付けます。
取り付ける際は手前に「爪」があるので「爪」をきちんと入れてから「凸」のてっぺんをはめてください。

螺子を4か所つけたら浮いている箇所が無いか確認してください。
右下が浮くことが多いので特に注意が必要です。



カバーの固定が完了したらバッテリーを取り付けてください。
このとき端子にゴミや埃が付着していると短絡しますので気を付けてください。

バッテリーを取り付けたらノートPCを起動させてください。

起動させると大抵エラーが表示されます。

指示に従って再起動するのを待ってください。
再起動に成功すれば普通にWindows10が立ち上がってきます。
ログインして正常に動作するか各アプリケーションを起動させて動作確認してください。

正常に動作することが確認できたら喜んでください。
HDDからSSDへの換装に成功したということです。

CrystalDiskMark 5 で確認

HDDベンチマークでは定常作業的な存在のソフトウェアです。

最初にHDDから。

スペック的には標準的。正直意外な数値が出ました。
でも使用感が絶望的。
読込100%に張り付いたまま動かないのは何故?って感じ。

換装したSSD

インターフェイスがSATA Ⅱ 3 G b/sなので
フルスペックで使うことは出来ませんがまずまずの数値が出ています。
でも公称値に近い数字が出ているのは何故?
<公称値>
シーケンシャル読み取り最大/書き込み最大( MB/ 秒):545/525
ランダム読み取り最大/書き込み最大:100k/80k( IOPS )

実際の使用感はまるで違います。
Officeの使用感が全く違います。
Accessなんてサクサクと動いて気持ちいいくらいです。

6年前のLenovo ThinkPad E420ですが
これで現役復帰確定です。

CPUの処理能力なんて、動画エンコードなどをしない限り
限界を感じることはありません。

メモリも16GBあるのでフォトショップもLightRoomもサクサク動きます。

交換した感想

投資に見合った効果はあります。
正直あと何年使えるかわかりませんが
古いPCもHDDをSSDに交換すれば、まだまだ現役で使えるようになります。
後は機械的寿命を迎えるのが先か、新しいPCを買うか、どちらかになります。

タブレットやスマホでは出来ないことが出来るのがノートPCのいい所。

Lenovo ThinkPad E420はマザーボードに爆弾を抱えているので
いつ爆弾が爆発するかわかりませんが、出来るだけ修理をしながら
10年は使ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

Lenovo ThinkPad E420を再生する。” に対して6件のコメントがあります。

  1. Jack2 より:

    こちらのHPを参考にして、E420をHDDからSSDに換装しました。ありがとうこざいます。
    作業が終わり電源を入れると「ディスクのエラーを確認しています。完了するまで1時間以上かかる場合があります」と表示されており、ローディング状態が数時間続いています。これは終わるまで待っていればいいのでしょうか?あまりにも時間がかかっているのですが、今の状況からどう対処したらいいのかがわかりません。

    1. studio3dr より:

      HPを参考にHDDからSSDへの換装していただきありがとうございます。
      「ディスクのエラー確認で時間がかかっているようです。」

      おそらく元のHDDにセクターエラーがある状態で
      SSDへクローンしたことが原因の一つかもしれません。

      対処法1
      ・元のHDDをPCに装着し
      ディスクのプロパティから
      「ツール」→「エラーチェック」を実施し
      エラーセクタを退避させてから
      再度SSDへのクローンを実施する。

      対処法2
      ・PCを電源長押しで強制終了を実施し
      再度電源を投入しチェックディスクが走り
      起動するのを待つ方法

      の二通りがあります。

      どちらかの方法で試してみてはいかがでしょうか?

      1. Jack2 より:

        アドバイスいただきありがとうございます。とりあえず、一旦HDDに戻しましたので、またやり直したいと思います。

        1. Jack2 より:

          こんにちは。
          HDDに戻した後、ディスクチェックしたのですが、エラーもなく問題無かったので、再度SSDへのクローン作業を開始。クローンが終わりSSDへ戻して再度起動してみると無事立ち上がりました。恐らく最初のクローン作成の時に失敗したんでしょうね?アドバイスありがとうございました。メモリも16Gにしたので、E420が超快適になりました。

          1. studio3dr より:

            クローン成功
            おめでとうございます!

            古いPCもSSD&メモリ増設で
            まだまだ快適運用可能です。

            大事に使ってください。

  2. 感謝 より:

    とても参考になりました。ありがとうございます。
    今更ながら我が家のE420をSSDに換装しました。
    新しいPC欲しいですが少ない小遣いでお金が無いのでこれで我慢です。

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