夏のお出かけ前に車の点検をしよう!

梅雨が明けて夏がやってきます。

夏になるとお出かけする機会が増えます。

お出かけには車を使う事が多いので
本格的な夏が来る前に
車のメンテナンスをきちんと行います。

メンテナンス① オイル交換&エレメント交換

暑い夏のドライブ

オイルにも過酷な環境になります。

走行距離12万kmを超えた
AZR-60Gは
エンジンも軽くくたびれた状態

目指せ20万km!
それなりにいいオイルを使ってます。
Mobil  0W-40 Ultimate Performance[HTRC 3]

オイルエレメントは
PIAA ( ピア ) オイルフィルター 【ツインパワー】 トヨタ車用 Z1

オイルは人それぞれにこだわりがある一品
自分がいい!
と思うオイルでロングドライブに出かけてください。

メンテナンス② 冷却水

夏は暑い!

オマケに遠出をすると
山道を走ったり、渋滞したりと
エンジンに熱がこもる運転になりやすいです。

そんな時冷却水が不足していたり
ラジエターキャップの圧が不足して
オーバーヒートになりかねません。

AZR-60Gは11年目の車検時
ウォータポンプ・ラジエターホースを交換

今年6月に冷却水・ラジエターキャップを交換しています。


私はクーラントは希釈タイプで濃度調整しながら交換しています。

自分で出来ない方はサブタンクの液量だけでもチェックしてください。

エンジンが冷えた状態でサブタンクを確認し
足りなければサブタンクのキャップを開けて
クーラントを補充してください。

メンテナンス③ クーラーガス

昨年の記事にも書きました。

クーラーの効きが悪くなったと感じたら
クーラーオイル・クーラーガスの補充をしてください。

暑い車中
エアコンが効かない車は最低です。

誰も喜びません。

メンテナンス④ バッテリー

バッテリーは車を始動させる
重要アイテム

 

だけだと思ってませんか?

 

実は電装品はバッテリーで作動しています。
もちろんオルタネーターから発電されて
作動していますが

今の車は
エアコン・ナビ・音楽・DVD・・・・
快適装備が満載です。

それ以外にもアイドリングストップという
不必要な装備までついてます。

 

それら一式の電源はバッテリーが主に担ってます。

 

快適に過ごすことに一生懸命で
バッテリーを酷使している事に
自覚がないドライバーが増えているお陰で
バッテリー上がりのトラブルが増えています。

液面を見て足りなければ補充する
インジケーターを見て異常がないか確認する

それだけでもトラブルをほんの少し減らしてくれます。

出来れば容量を上げた方が安心できます。

AZR-60Gは
純正:55D23L のバッテリーがついていましたが
現在:100D23L のバッテリーに交換しています。

バッテリーの容量アップは
バッテリー上がりの耐性を上げることになります。

現在使用しているバッテリーは
2015年に交換しているのでそろそろ交換時期になります。

 

メンテナンス④ タイヤローテーション

今回のメインイベント

タイヤローテーションです。

タイヤのトラブルは
即事故につながります。

北陸に住んでいる方は
4月頃スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替えているはずです。

そうなると
お出かけシーズンの7~8月辺りがタイヤローテーションの時期です。

タイヤローテーションに懐疑的な考えを持つ人もいますが
今の車はFF車が多いです。

FF車は
「走る」「曲がる」「止まる」
をフロントタイヤで行っています。

つまり!

フロントタイヤを酷使しながら走行しているので
タイヤローテーションが必要になります。

タイヤローテーションは
左フロントタイヤを右リアタイヤと交換
右フロントタイヤを左リアタイアと交換
するが基本です。

ただし回転方向が決まったタイヤは
右タイヤの前後
左タイヤの前後
を交換するようにしてください。

ジャッキ一つで出来る作業じゃないのですが
リジットラックと油圧ジャッキさえあれば簡単に行うことが出来ます。
リジットラックは通称:ウマと呼ばれています。

ジャッキは3tのフロアジャッキを使ってます。

後はレンチと空気入れがあればOK!


やり方は簡単

サイドブレーキをかける

後輪に輪留めをする

タイヤ4本のナットを軽く緩める
緩めるときは反時計回りです。

 

フロントのジャッキポイントにフロアジャッキをかけて
フロントを持ち上げる

サイドのジャッキポイントに
リジットラックをかける

リジットラックが過重で落ちないようロックする

後のジャッキポイントにジャッキをかける

タイヤが浮いたら
ナットを緩めてタイヤを外す

フロントタイヤを外した際
目視で
ディスク表面に傷が無いか
フロントパッドの減り具合
オイルラインの液漏れ・パイプの膨らみの確認をします。

 

リアタイアを外した際は
目視でオイルラインの液漏れ・パイプの膨らみの確認をします。

確認項目で一番大事なのは
外したタイヤに偏摩耗が無いか
異物が刺さっていないか
タイヤの溝の深さは大丈夫か

を確認してください。

空気圧の確認は一番最後でいいです。

 

丘の上のカッパ状態

後は前後左右を入れ替えたタイヤを装着し
ジャッキを外して・リジットラックを外したら
タイヤローテーションは完了です。

ジャッキ・リジットラックを外す手順は
リフトアップする手順の逆で進めれば大丈夫です。

タイヤ交換したら空気圧チャックを忘れずに

大概の車にはタイヤの空気圧が決められています。

運転席を開ければステッカーが貼ってあるので
基準に従って空気を入れてください

今回使用した
Meltek エアーコンプレッサーML-270

は空気圧をセットすれば指定圧に達したら自動で止まる仕組みになっています。

最初にタイヤの空気圧をチェックし
不足していた場合は基準値の空気圧になるまで空気を入れてください。

下の写真は空気圧が足らない状態

私は基準値より0.5高い圧で空気を入れています。

空気圧の確認が完了したら
一旦タイヤローテーションは完了です。

後は20~30km程走行した後
ナットのゆるみが無いか確認し
緩んでいた場合は増し締めしてください。

ゆるみの確認が出来
タイヤにも異常が見られなければ
タイヤローテーションは完了です。

トラブルの無いお出かけを

一通りの点検・整備が完了したら
ドライブを楽しんでください。

 

ただ
点検・整備をしたからと言って
出掛ける前に確認を怠ると
トラブルが発生する事があります。

 

せめて
オイルの量
冷却水の量
タイヤの空気圧・パンクの有無
ライトの点灯確認

をしてからお出かけください。

オイル量の確認には
日本製紙クレシア ワイプオールX70

があると便利です。
エンジンルームの掃除にも使えるし
室内拭きにも埃が出ないので最適アイテムです。
もちろん曇ったガラスを拭いてもOK!

お子さんが車中で飲み物をこぼした際
布巾として使うことも出来ます。

 

本格的な夏が到来してきました。

海に山にドライブを楽しむ最も楽しい季節です。

車のトラブルに悩まされて
せっかくの旅行が台無し!

そんなことにならないよう
自分で出来る点検・業者に任せる点検
を済ませてお出かけください。

 

それじゃまた!

 

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