MINIS FORM Mini PC N33を車載メディアプレイヤーにする!

我が家の
AZR-60G NOAH

車内で
映画を見たり
音楽を聴いたり

としたいのですが
車載のナビが故障して
DVD・SDカードが使えなくなりました。。。

ただ
ナビの
AUXは使えそうなので
ナビを買い替えるより
PCを搭載して
メディアプレイヤーにしてしまおう!

いうのが
今回のお題です。

MINIS FORM Mini PC N33をレビュー

今回
選定したPCは
MINIS FORM Mini PC N33

Amazonセール品
販売価格:9,280円

定価:12,000円程度

この値段なら
壊れても惜しくない!

なので
Amazonではすぐ売り切れになります。

スペック

 

うん
ポンコツレベルのPC
仕事では絶対選ばないスペック

メモリの増設
HDD(eMMC)
の交換ができないのは
ちと痛い。

しかし!
仕事に使うにはポンコツだが
今回は車載メディアプレイヤーにすることが目的

音楽を聴いて
映画を見ることができればOK!

4K出力可能な点も大きい。

本来
デジタルサイネージとして
使用するのが正しい選択かも。

ただ
実際使用するには
HDDの容量が足らないので
別途SSDを増設しました。

Zheino M.2 2242 1TB SSD NGFF SATA3.0 6Gb/s

M.2 / NGFFの1TB SSDを探す場合
選択肢がほとんどないのが実情

値段だけで
妥協して購入しました。


このSSDを

MINIS FORM Mini PC N33
に増設します。

MINIS FORM Mini PC N33 開梱

内容は
・本体
・ACアダプタ
・HDMIケーブル
・VESA取り付けプレート
・簡易説明書

中華の潔さに最近慣れてきました。

デバイスマネージャ

当たり前ですが
普通のPCと同程度の機能を持ち合わせています。
増設するIO類の必要はありません。

SSDを取り付けよう

本体をひっくり返し
ゴム足をはがしネジを外せば
裏蓋を開けることができます。

裏蓋を開けると
中身はこんな感じ

更に分解
マザーボードを取り出します。
「電源ボタン」はセロテープで固定し方が
取り付け時、楽に作業ができます。

マザーボードをひっくり返し
SSDを取り付け
ネジで固定し
分解の逆手順で戻せば完成

作業時間は10分程度です。

内蔵eMMC M.2のスペック

内蔵eMMC
ごく普通のスペック

Zheino M.2 2242 1TB SSD NGFF SATA3.0 6Gb/s
M.2とはいえSATA3.0 6Gb/s接続なので
普通のSSD程度のスペック

キャッシュ切れは40GB程度で発生するので
容量の大きいデータの移動はそれなりに時間がかかります。
それでもHDDやUSBメモリに比べれば爆速です。

Cドライブの空き容量
OSなどで24.5GB使用され
残31.1GBの空き領域です。

後付けSSDは【ディスクの管理】から
フォーマットすると認識されます。

 

中華PCセットアップの注意点

OSセットアップ時
・言語は「日本語」

を選択しますが
キーボードは102のままです。

@を入力するには
【Shift+2】

で入力できるので
マイクロソフトアカウントに
「@」がある人は悩まないように!

セットアップ完了後
設定 → 時刻と言語
→ 言語 → 日本語 → オプション

キーボードレイアウトを「109」にしてください。

その後
気長に
WindowsUpdateを行ってください。

大体
3時間程度で完了するはずです。

車載PCで使うキーボード

車の中で使うキーボードに
フルサイズは必要ありません。

今回は

【Ewin】ミニ bluetooth キーボード Mini Bluetooth keyboard タッチパッド

を選択

Bluetooth接続も問題なくでき
タッチパッドの感度も良好!
ただしキーボードレイアウトが独特なので
慣れるのに時間がかかります。

キータッチは別に気になりません。
神経質な人はやめた方がいいかもです。

Fn+F1で
キーボードのバックライトも付くので
夜の車内でもキー操作は可能です。

あと
2.4Ghzの無線接続にも対応しているので
Bluetoothが無くてもUSBポートがあれば
使用可能。

AZR-60Gに搭載してみよう!

実際
メディアプレイヤーとして
利用できるか
AZR-60Gに搭載して
動作確認をしてみます。

ナビのAUXに接続して
PCの電源を入れます。

結果は
画面が表示され
メディアプレイヤーとして
普通に使えました。

HDMI → RCA
変換をする必要はありますが
映像も音声も
問題ありません。

使用したコンバーターは
HDMI to RCA 変換コンバーター GANA HDMI to AV コンポジット

USB給電が必要なので
別途USB電源を用意する必要があります。

実際の使用感

PCが起動してしまえば
ローカルに保存した
音楽や映画は普通に再生できます。

リアモニター表示も問題なし!

音声もHDMI経由で再生されるし
音のひずみも映像の乱れもありません。

iPhoneとテザリングすれば
ネットサーフィンも
問題なく行えるし

AmazonPrimeVideo
でダウンロードした映画も
問題なく再生できる!

AmazonPrimeMusic
のダウンロード再生も問題なし!

意外や意外
使い勝手がいい
メディアプレイヤーになってくれます。

キーボード操作も良好なので
操作面での不満もありません。

ただし
問題がないわけではありません。

車載PCの問題点

それは
・電源
・レジューム機能
・文字つぶれ

 

・電源

インバータを使えばいいやん!

って考えるのは素人

問題はそこじゃありません。

このPCは
エンジンスタート時
自動で電源が入りますが
ログイン操作が必要になります。

そして
エンジンを切る前に
シャットダウン操作が必要になります。

PCの電源が入ったまま
エンジン切ると
次回エンジンスタート時
Windowsがブルー画面で起動することになります。

PCなので。。

 

・レジューム機能

OS標準ソフトには
レジューム機能がないため
ビデオ・音楽を最初から選択し
再生操作が必要になります。

 

うん
とても面倒

休憩時の停車時は
PCは起動したまま
電源をAC供給の
モバイルバッテリーを利用することにします

 

手元には

ポータブル電源 RAVPower 20000mAh
があるので
車載PCを使うことは可能ですが
夏場、モバイルバッテリーを車内に置く危険性を考えると
ちょーっと怖い気がします。

モバイルバッテリーの運用は
PCの消費電力が低いため
8時間使用しても
問題なく稼働してくれるのを確認済み

 

・文字つぶれ

PCとモニターの
解像度が合わないため
文字の判別が厳しいです。

特に漢字は判別不能

なので字幕映画を見るのは
かなり厳しいです。

・吹き替え版
・アニメ
・邦画

ぐらいしか視聴できないのは残念。

運用上の問題は運用でカバー

実際使用するときは
長距離ドライブをするときだけで
普段使いをしないことにしました。

 

高速道路は
ネットがつながらない箇所も多いし
映像・音楽のメディアプレイヤーとして
本領を発揮します。

 

シャットダウン操作は
モバイルバッテリーに接続したまま
電源を落とさなければいいだけだし
PA・SAで休憩し
再生もそこから開始できる。

 

レジューム機能がなくても
なんとかなりそう。

 

ついでに
宿泊先に持っていけば
テレビをモニター代わりに
PCとして使用することができるし
撮影したデータの保存も可能になる。
撮影した写真や映像も
宿泊先や車内で見ることもできるしね。

 

タブレットにはできないことが
色々可能になるので
使い勝手は悪いけど
運用次第で
便利なメディアプレイヤーになってくれます。

 

ノートPCで
同じことできるやん!

という野暮なことは言わない!

1万円を切るPCで
車載メディアプレイヤーとして使うことが
今回の目的なので

【MINIS FORM Mini PC N33】

は十分その役割を果たしてくれることで
目的を達成することができました。

 

今回はここまで

それじゃまた!



 

 

 

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください