【UVBondy】を使ってケーブルの補修を行った。 

世の中は電気で動いています。

電気で動いている以上
ケーブルが必要です。

ケーブルには漏電しないように
被膜がしてあります。

映像を送信するケーブルも
同じように被膜で保護されています。

この被膜
経年劣化で裂けてきますよね?

こんな風に

いつもなら
ガラスクロステープで補修したり

ブチルゴムで補修していますが

今回は
【UVBondy】

を使って補修してみようと思います。

UVBondyの特徴

【レジン】を【UV】で
硬化させる

紫外線反応型の
液体プラスチックのこと

そして
瞬間接着剤でつけることができない
プラスチックの補修が出来るのも強み
※接着効果を求めてはいけません
あくまでも見た目の補修だけです。

【UV】で硬化するため
同じ個所の劣化が
太陽光で起きにくくなるのも特徴の一つ

逆に使えないものは
・ポリエチレン
・ポリプロピレン
・フッ素樹脂
・陶器
・アクリル樹脂
・発泡スチロール

になります。

実際に補修してみた

今回のいけにえは
Lightningケーブル

3年使い続けて
被膜がボロボロに・・・

このケーブルを使って
補修作業を行います。

最初に
プラスチックでも使えるパーツクリーナーで
・補修面を脱脂

※外で作業してください

ケーブルに
UVBondyを塗布

なるだけ薄く広げるように塗布してください。

塗布したらUVを照射!

4秒で硬化すると記載がありますが
10秒程、照射した方が確実です。

注意点は
指先にレジンがつくと
UVに反応して熱くなります。

この作業を
3回程繰り返して行います。

レジンを塗り重ねて

UV照射!

ちょっと嫌な匂いもするので
換気をよくして作業をしてください。

補修完了!

補修したケーブルがこちら

正直
透明なので通電した時
漏電しないか?

と懸案しましたが

モバイルバッテリーを繋ぎ
iPhoneを充電中に補修箇所に
水をかけて漏電するか確認しましたが
漏電はしませんでした。

補修後
すぐに折り曲げたりすると
硬化した箇所が割れそうなので
暫く放置して様子見してます。

補修後気づいたこと

液体プラスチックを硬化させるので
硬化した箇所は曲がりません。

柔軟性が失われます。

パキパキになるので
負荷を与えると硬化箇所が割れるかも。

補修テープで補修したように
従来通りの使い方に戻すことが出来ないのが残念

使用用途として
柔軟性の全くない
スマホケースなどの補修には最適かと思います。

あと
日光の当たるところにおいておけば
勝手に固くなります。

時間はかかりますが・・・・

柔軟性の少ない
HDMIケーブルやSDIケーブルの
被膜補修に最適かもしれません。

 

今回はここまで

それじゃまた!

 

 

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