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パーソナルクラウド【BeeStation】レビュー

今回は
パーソナルクラウド
BeeStation
を購入したので簡単にレビューをします。

梱包はしっかりしている

HDD自体は事あるごとに購入しており
今では16TBのHDDでRAIDを組むくらい
HDD容量が全く足らない現実

それ以上に
外で撮影した場合
写真や動画の保存先に苦労しています。

基本Google等のクラウドサービスは
全く使用していないので
常にノートPCと外付けHDDを持ち歩いて
保存作業をしていました。

しかし!
ちょっとしたミスでHDDを落下させて
クラッシュさせて
データ全てが破損するトラブルを経験

対策として
今回購入した
パーソナルクラウド
BeeStation
を購入しました。

代理店が絡んでいるので少し高くなる

BeeStationの技術仕様

メーカサイトから拝借

容量4 TB1
プロセッサーRealtek RTD1619B
メモリ1 GB DDR4
LANポート1 x 1GbE RJ-45
外部ポート
  • 1 x USB-A 3.2 Gen 1ポート
  • 1 x USB-C 3.2 Gen 1ポート
製品寸法 (HxWxD)148.0 x 62.6 x 196.3mm
重量820g
電源復旧あり
電源ユニット / アダプタ36 W
AC 入力電源電圧100V から 240V AC
電源周波数50/60 Hz、単一位相
消費電力
  • 7.85 W (アクセス時)
  • 1.65 W (HDDハイバネーション時)
British Thermal Unit
  • 26.79 BTU/時間 (アクセス時)
  • 5.63 BTU/時間 (HDDハイバネーション時)
動作環境
  • 温度:0°C~35°C (32°F~95°F)
  • 相対湿度:8%~80% RH
保管環境
  • 温度:-20°C~60°C (-5°F~140°F)
  • 相対湿度:5%~95% RH
対応ブラウザGoogle Chrome®、Firefox®、Microsoft Edge®、Safari® 14以降
インターフェイス言語English, Deutsch, Français, Italiano, Español, Nederlands, Русский, Polski, Čeština, 日本語, 한국어, 繁體中文, 简体中文
システム要件
デスクトップ用BeeStation
  • Windows 10 64-bit (ビルド19041以降)
  • Windows 11
  • macOS 12.3以降
BeePhotosおよびBeeFilesモバイルアプリ
  • iOS 15以降
  • Android 8以降
認証RoHS、FCC、CE、BSMI、RCM、EAC、UKCA、KC、VCCI
パッケージ内容
  • 1 x BeeStation本体
  • 1 x AC電源アダプター
  • 1 x RJ-45 Ethernetケーブル
  • 1 x クイックスタートガイド
保証3年2

ちょっとスペックの悪いNASレベルです。
特徴として外からアクセスできるところです。

いわゆるクラウドサービスが
自宅で構築できるのです。

クラウドサービスを利用するには手順があります
★PC作業
・ユーザアカウントを作成
・BeeStationを自宅のネットワークに参加させる
・作成したユーザアカウントでログインする。
★スマホ作業
・BeeFiles BeePhotosをダウンロードする。
・アプリから作成したアカウントでログインする。

これだけで
自宅に4TBのクラウドサービスが利用可能になります。

背面 上から:スイッチ 強制リセット USB3.0×2 TYPE-A TYPE-C LAN:Gigabit ACアダプタ口 

ユーザアカウントを作成する。

下記サイトから実施する。
https://portal.bee.synology.com/

とにかく
最初にアカウント作成をしておくと
次の手順で戸惑うことなくスムーズに事が進みます。

もちろん
ここで作成したアカウントは
PC・スマホどちらでも利用可能です。

右の小さい画面の→マークをクリック

画面が遷移しアカウント入力画面になります。

アカウントは下記のどれかを使用します。
・Synology アカウント
・Googleアカウント
・AppleID

Synology アカウントは新規作成が必要ですが
それ以外のアカウントは
スマホで利用しているアカウント・IDで利用可能になります。

アカウント作成中に2FAを求められますが
・GoogleはスマホからYoutubeアプリを開く
・アップルは画面に表示される数字を入力する
作業が必要になります

アカウント作成が完了したら
次のステップに進みます。

BeeStationを自宅のネットワークに参加させる

★PC作業
・最初にアプリケーションをダウンロードする。
【BeeStation for Desktop】
https://bee.synology.com/ja-jp/BeeStation/downloads

・ダウンロードしたアプリをインストール
他のアプリはダウンロードしても使い道が無いため
ダウンロードしてもインストールはしない!

・BeeStationを自宅ネットワークに参加させる。
・繋ぐネットワーク機器のLAN口に空きがあるか確認
・BeeStationをLANでネットワーク機器と接続
・ACアダプタを接続
・電源を入れる
・フロントのランプがオレンジ色になるまで待機(5~10分程度)
・BeeStationへ接続するためのURLがスタートアップに記載されているので
ブラウザにアドレスを入力してください。

ちなみにQRコードはPCじゃないとダメでした。
(iPhoneからは正常に開かない)

BeeStationが利用可能になったらPCから
・インストールしたアプリでログインする。
・使用するBeeStationを選択する

・PCで保管する場所を選択する
(ここにファイルを入れると勝手に同期して外部からも利用可能になる。)
・ログイン完了
・インターネットマークをクリックするとBeePhote・BeeFileにアクセスできるようになる。

ここまで出来たら
自分のスマホに
・BeeFiles
・BeePhotos
をダウンロードして
作成したアカウントでログインする。
※2FAを求められたら指示に従って実施

スマホの設定

大量にある写真や動画は
「BeePhotos」に入りますが
ちまちまとアップロードするのもめんどくさいので
バックアップで済ませると簡単
バックアップを設定すると撮影した3分後にはBeeStationにアップロードされてます。

BeeFilesとBeePhotosの違い

単純に写真かファイルの違いです。
BeePhotosは写真と動画
BeeFilesはWordなどのファイルや動画

ただ動画をアップロードする場合は
BeeFilesのほうが便利です。

というのもエクスプローラで管理できるため
フォルダを作成しフォルダ名を入れて
動画を格納することができるため
非常に便利です。

スマホからの動画再生に関しては
WiFiなら問題ないレベルですが
基地局経由だと殆ど再生できないです。
※スマホで撮影した動画なら辛うじて再生可能

知り合いを参加させよう

BeeStationは最大8人まで利用可能です。
しかも参加した人の写真や動画は
他の人からは閲覧できない仕様になっています。

招待するには
ブラウザからしか出来ないようです。
※スマホのブラウザでも可能

友人等を招待する前に
アカウントを作成してもらう必要があるため
事前にアカウント作成・アプリのインストールを済ませてください。
※事後でも可能だけど先に済ませた方が楽

最初にブラウザでログインした後
右上のマックマークから
「システムの設定」を選択

画面が遷移したら
左の「ユーザ」を選択
「ユーザーを招待」を

次の画面で招待リンクをコピーして
招待したい人に送付するだけ!

招待された友人等は
リンクをクリックして
作成したユーザアカウントでログインすれば
自分だけのスペースで写真やファイルのアップロード・閲覧
が可能になります。

使ってみた感想

なんにしても
スマホの容量が解放されるのが最高!

128GBしかないため
動画を撮影すればあっという間に容量がひっ迫しますが
撮影後、放置しておけば勝手にBeeStationにアップしてくれます。

後はスマホの動画を削除するだけ。

また一眼レフで撮影した写真も
一眼レフのアプリ経由でスマホに取り込めば
全てBeeStationにアップしてくれます。

もちろん一眼レフで撮影した動画も
スマホに取り込めばアップしてくれます。
ただしパケットが枯渇するためWiFi環境必須ですが。。。
※試しにパケットだと4k動画1分のアップに10分近くかかります。

またPCに保存した動画もWiFi経由でアップロードできるため
外付けHDD等を持ち歩く必要が無くなります。
※保存場所として指定したフォルダに格納すればスマホからもアクセス可能

写真はJpg・Rawどちらも取り込み可能で
アップロードしてくれるますが
編集・現像する場合はダウンロードする必要があります。
※一応編集・現像も可能だけど時間がとてもかかるので実用的ではない。

あくまでも保管する場所と考えてください。

最後に

思った以上に便利なホームクラウドです。

値段を考えるとクラウドサービスを利用する方がいいじゃん!
となりますが
Googleも好き勝手に
利用者が不利になるような規約にしたり
いきなりサービス終了することもあるため
不安定なサービスを利用することに躊躇しますが
こちらは自宅でクラウドを構築するため
そういう心配がありません。

万が一サービスが終了しても
ローカルでNASとして利用できるため
あまり気にしないようにしています。
※ローカルNAS設定もシステムの設定から可能

またSMBとして利用可能
※ただし自宅セキュリティが甘くなるため利用は勧めない。

まー色々とやり方を考えれば
2年も使えばコストの元は取れるかと。

意外と使い勝手のいいクラウド型NASと理解しておけばOKです。

・RAIDが組めない
・既存のHDDから移行するのがめんどくさい
・バックアップとリストアがめんどくさい
※外部HDD必須
https://kb.synology.com/ja-jp/BeeStation/tutorial/BeeStation_backup_restore

など制限もそれなりにありますが
使い勝手からすればある程度は我慢できます。

ある程度諦めが必要なこともあります。
RAID組んでもクラッシュしたら戻せないこともあるしね!

というわけで
今回のレビューは
自宅クラウド【BeeStation】でした!

今回はここまで
それじゃまた!

 

 

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