TOKAIZ TCA-HUC02 PRO をレビュー
先代の
“USB3.0 HD Capture”
がお亡くなりになりました。
2020年7月購入なので
約3年程活躍してくれました。
お疲れさまでした。
そして
新たに
”TCA-HUC02 PRO”
を購入しました。
TCA-HUC02 PROのスペック
メーカ商品説明は以下の通り
注目すべきはパススルー項目
最大パススルー入出力解像度:4K60Hz/1440p144Hz/1080p240Hz
ゲーム配信時や録画中に4K60Hzでモニター表示されるのは貴重です。
録画は相も変わらず
録画出力解像度:4K30Hz/1440p60Hz/1080p120Hz/1080p60Hz HDR10/1080p30Hz RGB
で大した進歩無し
まぁ1080p120Hzはありがたいけど。
HDR10は”録画時の1080p60Hz”のみ対応
それ以外の解像度、パススルーには対応していません。
ちなみにモニターが対応していないと
HDRは有効になりません。(当たり前)
PCスペック要求も大したことなく
Windows7時代のPCでもキャプチャー可能です。
※ただしOBS Studioの動作には対応できない。
商品名称 | キャプチャーボード TCA-HUC02 PRO |
---|---|
商品仕様 | 入力ポート:HDMI、3.5mm オーディオジャック(マイク)、3.5mm MIC-IN、3.5mm LINE-IN 出力ポート:HDMI、3.5mm オーディオジャック(ステレオ)、USB-C USBバージョン:USB3.2 Gen1(USB3.1 Gen1/USB3.0) 本体サイズ:95×95×19mm 本体質量:150g 材質:アルミニウム合金 最大パススルー入出力解像度:4K60Hz/1440p144Hz/1080p240Hz 録画出力解像度:4K30Hz/1440p60Hz/1080p120Hz/1080p60Hz HDR10/1080p30Hz RGB 録画形式:RGB/YUY2/NV12/P010 サードパーティ製ソフト対応:OBS Studio、XSplit、アマレコTVなど 対応プラットフォーム:Playstation 5/4Pro/4/3、Nintedo Switch、Xbox Oneシリーズ、Xbox 360、WiiU、ニンテンドークラシックミニ、スパーファミコンミニ 対応OS:Windows11(x64)、Windows10(x64)、macOS 10.15以降 推奨環境: macOSの場合 |
備考 | 本体×1 HDMIケーブル×1 USB-C to USB-Aケーブル×1 USB-Cアダプター×1 取扱説明書×1 保証期間:6か月 |
Amazon購入時は
付属ソフト
・Filmora(永久ライセンス)×1
・PhotoStudioX(5年ライセンス)×1
はついていません。
その分値段が安くなっています。
TCA-HUC02 PROを開封
と言っても
本体と接続ケーブルがあるだけ
ケーブルが付属してるだけでも助かります。
本体のインターフェース
本体上部が浮いているのは放熱のため
左右にもスリットが入っているので廃熱はきちんとされています。
キャプチャーデバイスは”カメラ”です!
毎度毎度
勘違いしてしまうのですが
キャプチャーデバイスは”カメラ”です!
何故か外付けVGAと勘違いしてしまいます。
デバイスマネージャーを見れば一目瞭然
なのでPCに接続した際は
カメラ設定を”ON”にしてください!
この設定を忘れてもOBSには映像が出ますが
とんでもなく不安定で音声の遅延も発生します。
キャプチャーデバイスを使う際、当たり前のことですが
意外とこの辺りを知らない利用者が多いのも事実です。
TCA-HUC02 PRO単体でHDCP解除は可能?
ということで!
PCに接続しOBSを起動
サンプルにPS5からの信号を受信します。
※HDCPは有効のまま
はい!
HDCP解除は出来ません!
単体でのHDCP解除はやはり難しいので
”DAIAD HDMI 分配器:DHD-S12IH”
を利用します。
これでHDCPが解除されます。
一度運用してみて音声の遅延がある場合は
・Windowsのカメラ設定をONにする。
・PCを再起動
私はこれだけで解消しました。
それでも解消しない場合は
OBSの設定を見直してください。
※情報はネットに大量にある!
ゲーム配信などを楽しむ際は
PS5本体のHDCPを解除すれば
配信しながらパススルー機能で4K60Pゲームを楽しむ事が出来ます。
※4K120Pは無理よ。
TCA-HUC02 PROの熱
2時間程度の運用でこの温度です。
気温:24度
本体温度:36.8度
参考までに
”DAIAD HDMI 分配器:DHD-S12IH”
本体温度:36.3度
TCA-HUC02 PROの映像
ここが3年の進化を感じた部分
”地球防衛軍6”
で確認
“USB3.0 HD Capture”でキャプチャーした映像
”TCA-HUC02 PRO”でキャプチャーした映像
明らかに色と繊細さが違います。
映像表現は格段に上がっています。
へんなモアレも出ませんし
ブロックノイズも出ません。
青アリのプシャーもきれいに表現されています。
とはいえ
この辺りは本当に好みです。
私はあっさりとした色が好きなので
“USB3.0 HD Capture”の方が好みです。
ただブロックノイズとモアレがひどいので
常時使用は無しでした。
“USB3.0 HD Capture”でキャプチャーした映像
”TCA-HUC02 PRO”でキャプチャーした映像
HDR対応ってこともあるのでしょうか?
ちょっと目が疲れる色味になりますが
アリと言えばアリかもしれません。
使ってみた感想
1万前半の製品にしてはきちんとした映像を吐き出してくれます。
上を見れば
・AVerMedia Live Gamer Ultra GC553
・AVerMeda Live Gamer BOLT GC555
・AVerMedia USB端子 usb Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
※GC555はThunderbolt が無いPCでは使用できません。
がありますが
値段半額以下で同程度のスペックなら十分使えます。
アプリが無いだけ安いってこともありますが
知識さえあれば十分使いこなせます。
熱暴走もありません。
唯一は
単独でHDCP解除が出来ないだけですが
用途を限れば大した問題ではありません。
私は配信はしていませんが
これから配信をしてみたい人には
試しに使ってみてもいいかも。
値段も安いしね。
今回はここまで
それじゃまた!